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小説:フィッシュストーリー

伊坂幸太郎作品もだんだん読むのがなくなってきてしまいました・・



ネットで前評判を読むと、他の作品に比べて評価が低かったように思えましたが、
全くそんなことはなく、僕はなかなか好きな作品ですね^^

短編(中篇)4つが収められた作品です。

確かにラッシュライフのようなだまし絵的な意外性のある作品を
期待して読むと少し期待と違うかもしれません。

ただどれも登場人物の願いがいろんな人にちょっとした影響を与え、
でもそんなちょっとした影響がその人の人生を大きく変えたりして、、

なんか微笑んでしまう、、

そんな話ばかりでしたね^^

何気ない話ばかりでしたが、伊坂さんが書くテンポの良い会話が
物語に乗ってくると、その何気ない物語を彩って、
なんだか不思議で心温まる作品にしてしまいますね^^

特に表題作のフィッシュストーリー、ポテチが良かったです。


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小説:魔王

昨日は雪とすごい風で困りました・・
そんな中、またも伊坂さんの作品を読了です。。



「魔王」と魔王の5年後を描いた「呼吸」の2本立て作品でした。

「魔王」では、”腹話術”というおかしな能力を身に付けた
安藤さんが日本を席巻しようとしている政治家に影ながら立ち向かうお話でした。


根本のテーマは”ファシズム”

といってもなかなかファシズムってどういうことかはうまく説明できませんが、、
ナチスや戦中のイタリアのイメージでしょうか。

作中では、盛んにムッソリーニが引き合いに出されます。


国がひとつになる、ということは重要なことかもしれませんが、
ファシズムのように国民みんなが同じ”こと”に同じように従ってしまうのは、
危険なのではないか、と訴えられている気がします。


伊坂さんの作品には珍しく、作中に出てくる謎が
謎として最後まで残るものもいくつかありました。

社会的な情勢も含めて物語にできるよう挑戦した
作品のようですね。

不思議な作品でした。

ちなみに死神の精度の千葉がまた出てきましたね^^
好きなキャラなので、ちょっとうれしかったです。


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小説:終末のフール

伊坂さんらしい短編のお話でした^^
またも大満足の一冊でした。



3年後に落ちてくる小惑星により、地球が滅ぶ。

そんな状況の仙台北部のとある団地「ヒルズタウン」で
暮らす人々のお話が8つ詰まっています。

3年後に死ぬとわかっている状況でみんな思い思いの
行動を取っています^^

夫にちょっとした幸せな嘘をついた妻、
3年後の終末を前に出産という悩みに直面する若い夫婦などなど、、

みんな思いはさまざま、終末に向かっていきます^^

ヒルズタウンという団地の人々が緩く絡み合っているのが面白いですね!
伊坂さんのよくやる短編だけど、なんだか長編みたいなお話ですね^^


この前に読んだ死神の精度とちょっと似た感じで
世界の終末=自分の死に直面した人たちを描いています。

このお話を読むとなんて人間てぐうたらなんだろう、、と思いますね^^

だって3年という自分の寿命がわかってから
いろんなことに真剣になって、いろいろ考えて、、
ってしてるますからね・・

3年後に死ぬとわかってから、
自分の幸せを探したり、やらなければならないことに行動を起こしたりと、
やっと自分の人生に真剣になる人たちを描く本書は、
なんだか滑稽ながらも他人事とは思えないお話ですね^^;

人は生きていく限り、もっと幸せを探す義務があるのだろうな、
と思います。


死神の精度で出てきましたが、
人が幸せな人生を送れたかどうかは、死ぬ時に幸せかどうか、だということ。
まだまだ、死なんか他人事ですが、死ぬ時に幸せな人生だと思うためには
しっかりそして大事に、がむしゃらに自分の人生を生きないといけないのでしょうね^^


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小説:死神の精度

速攻で読み終わってしまいました・・
短編だから読みやすかったのかな・・^^;



本作も一風変わったお話。
死神の調査員である「千葉」のお話です。

死神といっても人に取り付いて殺すとかではなく、あくまで仕事。
調査部に所属し、情報部が選んだ対象を1週間調査し、
「可」(死)とするか、「見送り」(生)とするかを決める。。
しかもその「可」か「見送り」の判断はその調査員次第だったりします。

そんな「千葉」が調査した6人の人物のお話です。

「死」が中心の話ですが、「千葉」のキャラクターに愛嬌があり、
あまり残酷なお話にはなっていないですね。
逆に人間のことを積極的に知ろうとする「千葉」の姿が
少し可笑しく愛嬌があってその人物像(?)には愛着がもてますね^^;

なんで人の死がこんなに色濃い物語なのに、
なんでこんなに清清しい話に仕立て上げられるのか、、

伊坂幸太郎おそるべし・・です。
でももし自分がこんな死神に調査に来られたら、、
と思うと怖いですね。



以下、この本から僕が勉強させてもらったことですが、、

この本を読んで、人間っていつ死ぬかわからないんだよな、
と教えてもらいました。

自分だって、彼女だって、親だって、兄弟だって、、
いつ自分が、もしくは自分の前からいなくなってしまうかなんて、
誰にもわからないんですよね。

自分の時間は有限である、と。
毎日、その有限な時間を消費しているわけですよね。。

そう思うと日々先のことで悩んで、くよくよしているというのは、
自分の時間をすごく無駄にしているんだな、と思います。。

今をもっと楽しむことが大事だと、、

先のことを考えることはもちろん大事ですが、
先の事を考える時は、「希望」でなければ意味がないのだな、と思いました。

要は、先のことが「希望」であるならば、きっと今も楽しめるはずです。
でも先のことが「絶望」や「苦悩」であると、たった今も苦しい時間になって
しまうのだな、と本作は気付かせてくれました^^

何回か伊坂作品に出てきた「未来は神様のレシピで決まる」というセリフが
ありましたが、本作では死神が生死を決めていますね^^;
でもやっぱり、どちらも「もう少し自分に正直に、自然体で生きたらどうだろう?」
という問いかけられているような感覚を受けます。

本作は、物語だけでなく、死というテーマだったので
いろいろと考えさせられてしまいました・・

ちなみにもしかしたら最近知り合った人は死神かもしれませんね^^;
気をつけてください!


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小説:アヒルと鴨のコインロッカー

またもや小説読みに戻りました^^;
伊坂幸太郎作品はいっぱいあって、まだまだ楽しめそうですね。



春から大学生になり、新たな街へ引っ越してきた、椎名という青年。
そんな青年は引っ越した初日に隣人の河崎という男から
「一緒に本屋を襲おう」と持ちかけられます。
襲うといっても狙うのは、一冊の広辞苑のみ。

その狙いは・・?

話の頭にそんな問いが投げかけられます。
その答えは2年前からつながるストーリーの中に
隠されているわけです。

小説の形式は、椎名とその2年前の琴美という女性の話が
交互に綴られていきます。その2つの時間軸はある点でだんだんと
繋がりをみせ始めます。伊坂さんの得意な(?)書き方ですね^^


2年前の琴美、河崎、ドルジという3人の物語が軸となり、
話が作られているのですが、この小説ではそういった
「人それぞれの物語」を感じさせてくれます。

僕にだって物語があり、顔もほとんど合わさない隣人にもその人の物語があり、
本書のお話はそういった人それぞれの物語っていつどんな形で繋がるか
わからないんだなぁ、と思わせてくれます^^

人との出会いというのをもっと大事にしたいな、と思わせてくれる小説でした^^


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小説:重力ピエロ

伊坂幸太郎作品を続けて読みました。



ラッシュライフと少し趣きが違う、でもやっぱり面白い作品でした。
終盤のシーンは感動させられました・・
小説で泣きそうになったのは初ですね^^;

作品の芯は、重く暗い話ですが、登場人物の明るさ、清清しさのためか、
作品全体としては心温まる、そして伊坂幸太郎らしく爽快感を持った作品に
なっていると思います。

ある兄弟を中心にしたお話。そしてその父親。
そんな男3人の家族の周囲で起こる連続放火事件。

父親の”息子”を想う優しさがひしひしと伝わってきて、
家族としての絆、その大切さ、ありがたさ、そういったものを
すごく教えてもらいましたT_T

終盤の父親から弟・春への言葉は感涙ものでした。
伊坂幸太郎は「その一言」のためにこの作品を書いたんじゃないかと
思ってしまいます^^;


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小説:陽気なギャングが地球を回す

ラッシュライフに続き、伊坂幸太郎を読了^^



銀行強盗犯vs現金輸送車強奪犯のギャング対決のお話。

といっても、銃撃戦ばかりのアクション映画とは違います^^;

嘘を見抜く達人、演説の達人、すりの達人、正確な体内時計を持つ女、
そんなスペシャルな4人が揃った銀行強盗グループ。

いつもの通りに銀行強盗を行い、いつもの通り見事に成功し4千万を手にするが、
現金輸送車強奪犯にまんまと横取りされてしまう。
4千万を取り返すために動き出す銀行強盗グループとストーリー

といった感じでしょうか^^

他作品のようなミステリー色の強い作品とは違い、
アクション色の強い作品でした。

でもやっぱり前半でしっかり謎と不思議を落としていっては、
後半でしっかり解消されていきますね。

最後までどう転ぶかわからないギャングの対決は、
ドキドキワクワクさせてくれました^^

伊坂作品には、どれも”神様”的なキャラクターが出てきます。
伊坂さんの”神様”からは「もっと自然に生きる」ことを教えてもらってる気がしますね^^
なんとなく日々の悩みから気を楽にしてもらえます。


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