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書籍:経済ってそういうことだったのか会議

資産運用のために経済についてもっと知る必要があると思い、読みました。



【目的】
・経済の基礎を復習、または学習し、身に付けたい。
・新聞やニュースに出てくる経済用語を理解し、ニュースをしっかり理解できるようになりたい。

【目次】
第1章 お金の正体・・貨幣と信用
第2章 経済のあやしい主役・・株の話
第3章 払うのか 取られるのか・・税金の話
第4章 なにがアメリカをそうさせる・・アメリカ経済
第5章 お金が国境をなくす・・円・ドル・ユーロ
第6章 強いアジア、弱いアジア・・アジア経済の裏表
第7章 いまを取るか、未来をとるか・・投資と消費
第8章 お金儲けはクリエイティブな仕事・・起業とビジネス
第9章 人間とは「労働力」なのか・・労働と失業
終章  競争か共存か

【ポイントメモ】(約1200文字)
①貨幣について
貨幣の価値はみんなの「信用」によって決まるということです。

お金には3つの違った使い方があるんです。
まず第一は、何か価値のあるものを測る尺度としての使い方。
第二に、ある物を別の何かと交換するときの手段としての使い方。
第三に、価値を貯めるための手段として、お金は重要な役目を持っているんです。

②税金について
何がよい税かという点では、究極的に集約されるのは3つです。
まず第一の条件は簡素であること。
第二は公平であること。三番目は中立であること。

③通貨について
通貨を分けておくメリットは、通貨主権を持てるということ。
通貨の量を自分で調整できる権利を持つことができる。
例えば、北海道が自分のところの失業率が高いぞと思ったら、
通貨の量を増やせばいい。つまり金融緩和ができる。

この通貨主権を放棄してしまうと、北海道経済の判断は東京に委ねられる。
代表者を送り、意思決定に参加することはできるが、
ほかのところがよくて北海道だけが悪い場合は、
むしろ自分のところで通貨主権を持ってる方がいい場合だってある。
ヨーロッパはそれとまったく同じことを経験している。

通貨が切り下がると何が起こるのか。典型的には2つの困ったことが起こる。
1つはモノの値段が高くなる。通貨が切り下がると、輸入品が高くなりますから、
一気にインフレが加速する。

インフレが加速すると、当局は金融を引き締めざるを得なくなるため、
何が起こるかというと不景気になる。しかもそれは徐々にではなく、
一気に、しかも極端に悪くなったのです。

④産業/ビジネスについて
産業には川上と川下という考え方があって、最初に作られるものが川上です。
素材は川上です。川上で鉄を作れば、川下で自動車ができるはずだと考える。
だから産業というのは川上から前の方へ展開させていきたいということで、
「前方連環」という考え方です。実際にいくつかの国がやっているが、
歴史的に必ずしもうまくいってない。

あと1つは、川下から始める。
例えば、消費財。先に消費財を作って、それを伸ばしてから
徐々に川上に移っていく。これを「後方連環」という。
後方連環のほうがうまくいく。実際にアジアの国はこれをやるんです。

なぜうまくいくかというと、消費財の方が必ず需要があるからなんです。
需要があるということは必ず儲かるということです。
儲かるということは、この消費財を作るときに必要なものを供給する、
中間的なものに対しても必ず需要が発生する。
産業が川上をめざして上るわけです。

消費財から作るとして、どんな消費財から作るのがよいか。
自分の国に不足しているもの、特に今輸入しているものを作る。
競争力をつけたら、今度はそれを輸出できるようにする。
これを輸入代替から輸出代替という。

巨大な市場のモノがあると、それに付随するものっていうのは、
最低限大ヒットする。経済の用語で表すと、
「補完財と代替財」という考え方になります。
「補完財」というのは、「コーヒーが売れれば、クレープが売れる」という関係です。
「代替財」というのは、「新幹線に乗れば、飛行機には乗らない」という関係です。

【まとめ】
ピタゴラスイッチの企画・監修などを手掛ける「経済が苦手」と語る佐藤雅彦さんと
小泉政権では要職を担っていた竹中平蔵さんの対談形式の書籍です。
初版が2002年とかなり古い書籍でしたが、大変勉強になりました。
僕が買ったのは2009年に改訂されたものです。

「経済が苦手」と言いつつ、するどい質問、疑問、考え方を投げかける佐藤さんに
対して、竹中さんも1つづつ丁寧に答えています。
もっとここに書きたい話もあったのですが、
長くなってしまうのと、まとめるのが難しいのとで少し書く量を制限しました^^;

僕の中では特に④にまとめた話が勉強になりました。
確かに産業の川上、川下という意識は大事だと思いました。
ビジネスを考える際に、モノや情報の”流れ(=川)”の中で
どこに需要があるのか、、

今まで意識できていなかった点ですが、
この話で僕の頭の中にイメージができあがりました^^
忘れないよう普段からイメージを使って仕事をしていきたいと思います。


経済に興味があるけど、難しくていまいち手が伸びない方、
そういう方にとてもお勧めです。
佐藤さんや竹中さんが話す中には例示や具体例が多いので、
難しい用語を理解していなくても難なく読めますよ^^


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テーマ : 本読みの記録 - ジャンル : 本・雑誌

コメント

勉強になりました(*^。^*)


本を読むと僕の場合は心が洗われるような気がします<(_ _)>


はまかぜさんはどうでしょうか?

僕はワクワクが強いかもしれませんね^^

学びの本を読めば、次はどんなことが学べるだろう!?とワクワクします。
小説などを読めば、次はどんな展開になるのか、どんな感動がもらえるのか?とワクワクします。

なので本を読む時はたいがいワクワクを感じてると思いますね~

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経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

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